高松海事事務所では、皆様からの海事代理士試験合格体験記を募集しております。
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皆さまからの合格体験記
埼玉県のKeiさん、合格おめでとうございます。
★2006.9.29日、1次試験が実施されました。 私は関東運輸局で初受験して来ました★
実は受験前からトラブルがありました。 試験一週間前になっても受験票が来なかったのです。 旅客課の方曰く確かに送ったと記録されてるそうですが、
来てないもんはないので再発行となりました。ちなみに 当日受験願書の方から張替えとなり、願書側には 当局がカラーコピーする事で決着がつきました。

写真は、いわずと知れた唯一の問題集です。当日も試験前に粘っ ってやってました。私は今年の7月末に勉強をし始めたの で試験まで2ヶ月の駆け足受験でした。できるだけ効率良く
試験に合格できるよう無駄な所はいっさい手をつけない 方針で臨みました。このマニュアルと海事六法、あとは過去問重視でした。
試験が終わっ てから速攻で近くのジョナサンに駆け込み、模範解答と照らし合わせて自己採点をして まとめた点数がそれぞれの科目横に赤ボールペンでいれました。
正直手ごたえはないのですが、144点で正答率は65% でしたので、合格のボーダーラインとされている60% (132点)は超えていたので一安心です。
憲法にはトータルで3時間位しか対策をしていなかったの で心配でしたが、ヤマが当たったのと記憶がギリギリ覚え ていたので何とか6点をキープできました。民法は全く手
をつけなかったので予想通りと言うかもうちょっとは勘でもとれると楽観視していたのですが、わずか1問のみの正解でこりゃやばい!と思いました。あとの専門科目で徐々に取り返しできたので助かりましたが、口述試験4科目のできがいまいちだったのには課題が残りました。
★18年度海事代理士口述試験の分析★
本日霞ヶ関の中央合同庁舎2号館(総務省、国家公安委員会、国交省が入ってます)で口述試験を受験してきました。私は11時からでBブロックでした。
全国から受験生が集まるので遠方から来る方には多少の配慮なのか午後からの日程になっています。早速どんな問題が出題されたのか私の記憶を頼りに書いて見たいと思います。
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まずは「船舶職員及び小型船舶操縦者法」から。
1)小型船舶操縦者及び船舶職員について:
不覚にも小型船舶の方の答えを答えてませんでした(><)
2)海技試験の筆記試験の合格の有効期間について:
バッチリでしました。
3)平成15年6月以前に取得した4級小型船舶操縦士の免許
について:
2級の方しか答えてませんでした(><)~特殊忘れた。
4)国土交通大臣から海技免許を停止又は取り消される場合に
ついて:
小型と勘違いしていたら試験官が、「それは小型でしょ」
と突っ込まれ、改めて冷静になって答え直しました。
5)1級小型船舶操縦士が6級海技士機関の免許を乗り組ませ
場合、何海里を超える海域かについて:
これは2週間前にボート免許について書籍で把握してま
したのでラッキーです。
2)は筆記の勉強でクリアできますが、5)の新種問題を答
えるには、操縦免許取得者が有利でしょう。
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次に「船舶法」の席に移りました。
1)船舶国籍証書を受けている船舶の総トン数に変更があった
場合の手続きについて:
これは定番でしたが途中ちょっと突っ込まれました。
2)船舶国籍証書の書換と再交付が必要となる場合について:
これも定番でしたのでバッチリでした。
3)船舶国籍証書の交付を受けている船舶の所有者が抹消登録
を申請すべき場合について:
これもバッチリでした。
4)仮船舶国籍証書の有効期間について:
これも定番でしたが、3つめをチェックしてなかったので
船籍港に到着した時の失効について答えました。
4問とも過去問で対応できるレベルでした。個人的には船舶
登記についてもっと出題されると思っていました。
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次は「船舶安全法」に移りました。
1)船舶安全法において掲げられてる目的について:
ちょっとつっかかりましたが定番なのでオッケーです。
2)船舶検査証書に記載されえいる航行条件4つについて:
これも定番でしたので大丈夫です。
3)旅客船の定義について:
これはやっちゃいました。間違って6人を超える旅客と
答えたので完全に×です。
4)船舶安全法第5条に規定する臨時検査1つについて:
5条の検査は全て対策済だったので問題なかったです。
5)型式承認制度について:
恥ずかしながら試験官が「かたしき」と発音するまで
自分で勝手に「けいしき」だと思っていました。それで
ペースを乱されましたが用意した答えを告げると、
「予備検査だけですか?」と突っ込まれ「製造検査もで
す」と苦し紛れに付け加えました。
なぜか公開されている過去問で船舶安全法だけ模範解答が適当
なものが多かったので心配していましたが、出題される問題は
過去問分析で十分に予測可能です。ただ自分で解答を用意する
必要がある科目だと思います。
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最後に「船員法」です。
1)雇入契約の届出は誰が行うのかと提示書類について:
公開されている口述過去問にはありませんが、筆記の勉強
で十分答えられました。
2)船員法第18条の船長が原則として船内に据え置かなけれ
ばならない書類2つについて:
これも筆記の勉強で対応できました。
3)船員法104条1項の規定により市町村が処理する事務
2つについて:
船員手帳に関する事務の1つしか分かりませんでした。
これは難問でしょう。
4)割増手当ての額について:
割増手当てにういて話そうとしたら何とその額について
で完全に予想外の出題です。前の方も分からなくて適当に
2割増と言っていたのが聞こえました。今施行令で確認
しましたが条文にチェックがなかったので全くのノーマー
クでした。素直に「分かりません」と言いました。
5)災害補償3つについて:
これは時間ギリギリの3分唯一粘ったのですが、どうして
も傷病手当が思い出せませんでした(><)。最初、災害補償
がどの事だか自信が無かったのですが、試験官の顔色を伺
いながら、行方不明手当と遺族手当てにうなずいてくれた
のが印象深かったです。
手当については予想していたのですが、予想より細かい事項に
ついての出題でした。3)と4)は全く対応できない受験生が
いると思われます。
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さて、試験官の手元を見ていると何やら○×で採点している
ようです。合格ラインは60%らしいですが、筆記試験同様
科目別のボーダーラインは無いと仮定すると得意科目で十分
取り返せるのが海事代理士試験の特徴で、一般教養科目で足
切りがある行政書士との大きな違いです。
★最後に★
無事平成18年海事代理士試験に合格いたしました。
12月15日に正式に官報で発表され、19日に国土交通省海事局総務課の方から合格証書が配達記録で送られてきました。
本日会社の方に資格取得報告書を提出します。
現在、外航船舶代理店として働いてる以上、今後の登録等については会社ときっちり折衝しトラブルがないようにしておく為です。この試験を通じて法令18科目を制覇したという自信、法の面白さを理解でき、今後のキャリアの方向性として海事法務コンサルタントを意識できたことは幸いでした。このモチベーションをそのまま生かして19年度の行政書士試験を新たな目標として設定できました。
末筆ながら来年以降この資格を目指す受験生にメッセージを残
させて頂きます:
1)業界関係者であれば約200時間で筆記試験に合格できるレベルに到達できる
2)憲法、民法が私のように全くダメでも専門法令で十分取り返せる
3)業界以外の方で法学専攻者、小型船舶操縦免許取得者、法律系資格所持者であれば同じ
く200時間位で合格レベルに到達できる
4)全く初めての方は300〜400時間かかると思われる
5)口述は過去問を良く研究し声に出して練習すべし
6)実情では特に外航においては知名度が低い
7)資格試験の中で一番科目数が多いが科目の足切りがないので得意科目で十分苦手科目を取り返せる
8)士業までのコストパフォーマンスが他資格と比べて良いので思い立ったらスパッと短期集中で取るべき資格である9)試験問題はほとんど条文がそのまま出題されることから法律系資格のファーストステップとして最適だと思う
10) 私のように受験票が送られてこない可能性もある(笑)